最近の一般労働環境の変化には目ざましいものがあり、新しいタイプの職業性疾病も発現し始めています。
また就業人口の高齢化による成人病の増加、さらにはメンタルヘルス対応やフィジカルヘルス等々発生の要因もより複雑化してきております。企業の中には、他業務との兼務ではなく衛生管理業務を専門に担当させるという所も少なくなく、専門的な業務という概念が生まれてきつつあります。
しかし、実際には専門職として配置してしまうと異動ができにくく人事を停滞させるという考え方と、その一方で異動することにより職務が拡大し管理スパンが広まっていくという問題が出てくることも事実です。
そこで、1人の衛生管理者がすべての職務を他業務との兼務で行うことの難しさをクリアーするために複数(3名位)の衛生管理者を選任し、チーム的機能を持たせ職務分担等を図りながら円滑な業務を遂行し成果を上げている事業所も多数見受けられます。
併せて、複数選任をしておくことにより衛生管理者の転勤・退職等の問題に関しても支障をきたすことがありません。
また、衛生管理者が旅行、疾病、事故等やむを得ない事情によって職務を遂行できない場合、代理選任を行わなければならないという規定がありますが、この点に関しても何ら支障なくスムーズに行うことができます。このようなことから複数の選任(参加)をおすすめ致します。 |
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